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人に喜んでもらえることを一日ひとつ。それだけで心豊かに。(丸山隆平君レンジャーより)

祈りの日

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今日、8月6日は、ヒロシマの日。

この写真は、数年前に私が撮ったものです。
朝、ドームの裏の方、元安川側に立って原爆ドームを仰いだら、ちょうど光が差して。


広島でピースボランティアをされていた知人(妹さんを原爆で亡くされた方)は、
『原爆ドームは、私には大きな墓標に見える。だから、原爆ドームの前でピースサインでニコニコ顔で記念写真を撮る人の気がしれない』
と語っておられました。

確かにその通りだなと思いました。
でも、ここがただの観光地でない事は、その場に立った人みんなが感じていると思います。
ふざけて笑いながら記念写真を撮るのは不謹慎だと思うけれど、この場所を忘れないためにと祈りながら撮る写真には、ちゃんと意味がある…と私は思います。


昨日の新聞に出てましたが…

平和資料館の収蔵資料が劣化して破損もし始めているそうです。
記事では、アウシュビッツの資料館と提携して、今後資料の保存に相互で協力していく…とありました。

確かに戦後72年経っているわけだから、普通のものでも劣化します。
ましてや、ここにあるものは原爆を受けているものばかり。
それでも、この資料館で環境を整え管理されてきたからこそ、72年経ってもなんとか維持されているのだと思います。

原爆ドームも然り。
当然のことです。
一昨年訪れた時は、傷み具合の調査とかで、足場が組まれたりしていてちゃんと見ることはできませんでした。
今日シューイチで見た内部の映像では耐震補強が施されていました。


今、広島に住む若い人たちの中には、原爆の事をよく知らない人もいるようです。
確かに今の広島市は大都会。広くて整備された道路や、高層ビル。一歩裏に入るとかなりの繁華街が広がっています。
平和公園はいつ行っても綺麗に掃除されていて、犬の散歩をする人たちや、ベンチで憩う人たちがゆったり過ごしています。

被爆者の平均年齢もかなり上がってきて、このままでは戦争の記憶、原爆の記憶が風化してしまう…
その危機感から、数年前から広島では原爆を語り継いでいく人を養成する事業が始まっています。
市内の小学校でも、継承するためのプログラムが組まれ、原爆ドームに最も近い小学校では、6年生が自分の言葉で1年生に原爆の事を伝える取り組みをしているそうです。

今朝のシューイチでは、中丸君が現地でリポートしていました。
彼が伝えることで、若い人達が少しでも目を向けるきっかけになればいいなと思いました。


時間の経過は食い止められないけれど、〈負の記憶〉の風化を食い止める努力は出来るはず。

それが、今を生きる私達に与えられた使命なのかな…と、記念式典やシューイチを観ながら思いました。

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